植物性ビタミン＆ミネラル

ビタミンには水溶性と脂溶性があり、ビタミンB 群とビタミンCは水溶性ビタミンです。「植物性ビタミン＆ミネラル」はビタミンB1、B2、B3、B5、B6とビタミンCの計 6 つのビタミンを含有しています。水溶性ビタミンは一度にたくさん摂取しても、余分な量は尿として排出されてしまう為、毎日コンスタントに摂取したい栄養素の一つです。ビタミンB1やB2が不足すると、それぞれ脚気や口内炎の原因になります。ビタミンB3（ナイアシン）は、不足するとペラグラと呼ばれる代謝内分泌疾患を発症します。ビタミンB5（パントテン酸）はコエンザイムA（補酵素A、CoA）の構成成分で脂質の代謝など、エネルギー代謝に深く関わっています。
同じくビタミンB6もたんぱく質、脂質、炭水化物の代謝の補酵素、ホルモン調整因子としての働きなど、生体内での役割は様々です。ビタミンCは生体内で活性酸素の除去して細胞の保護に寄与する他、還元作用によりメラニン生成を遅延させ、美白効果をもつことが知られています。

ミネラルは体内で作ることが出来ないため、日々の食事により補う必要があります。体内においてミネラルは重要であり、骨を構成するカルシウム、血液中のヘモグロビンとなる鉄、消化、代謝、生殖などに関わる多くの酵素に必要な亜鉛など、まさに「カラダを創る」成分といえるでしょう。「植物性ビタミン ミネラル」は上記 3 つのミネラルの他、血圧の調節、心筋収縮の調整などの働きがあるカリウム、動脈硬化の予防効果があるとされるセレン、呼吸代謝や活性酸素の除去に関わる酵素を構成する銅の合計 6 つのミネラルを含んでいます。